初めまして。えのきと申します。
私は、小学校4年生から高校を卒業するまで、約9年間、不登校でした。
みんなが当たり前にできる、ただ学校に行く、それができない。
たくさん悩んで、たくさん泣いて、たくさん苦しんで、たくさん踠いた9年間でした。
高校を卒業して4年経った今でも、正直、「不登校でよかった」とそう思うことは、できていません。
それほどまでに、地獄のような経験でした。
不登校という辛い期間を過ごす子供さんを、1番近くで見ている親の方。きっと、同じように苦しいと思います。
なんとか、救ってあげたくて、しんどさから解放させてあげたくて、そう思って、このブログに辿りついてくださったのではないでしょうか。
私がまだ不登校の頃、私の母が、大学生の不登校体験談をお話してくれる会に、参加してくれていました。そして、辛かった過去を乗り越えて、立派な大学生になっている語り手の方に、母はとても感激をしたと話してくれました。
その話を思い出し、立派ではないかもしれないけれど、私の過去も、誰かの希望になれるのかもしれない、そう思い、今、この文を書いています。
私の歩んできた、誰も進んだことのない、雑草だらけの舗装されていない道。
私の後ろを歩く子どもが、少しでも安全に、歩きやすく、見渡しが良くなるように、私は、ここで、私の経験を書き綴りたいと思います。
ほんの少しでも役に立てば、嬉しいです。